日本植物油協会
   植物油協会が総会開催
  懇親会で久野副会長が乾杯挨拶
 植物油の価値高め持続的発展を

   
   日本植物油協会(東京都中央区・8馬史尚会長)は22日、東京・大手町の経団連会館で「平成30年度 常総会」を開催した。
総会後の懇親会では、久野貴久副会長(日清オイリオグループ社長)が乾杯の挨拶、新妻一彦社長(昭和産業社長)が中締めの挨拶を次とおり行った。
久野貴久副会長
一、 植物油業界にとって、まさに健康、機能といった点で新しい価値が生まれているところだ。そういった意味でも、これからますます協会各社が切磋琢磨して新しい価値を生み出していきたいと思う
一、 その一方で、健全な植物油脂の市場を形成し、業界として持続的に発展していくことにおいて、社会的課題の多様な要請事項に対応しつつ、やはり価値を守り、価値を高めるという意味で、しっかりとした価格形成を進めていきたいと思う。そうしたことで進めていきたいと思っている。
一、 本日お集まりの皆さまが当協会におけるステークホルダーであると思っている。
新妻一彦副会長 
一、 本日の日経新聞に2040年の日本の社会保障費が約190兆円に膨れ上がる、6割も増えるという記事が載っていた。とくに介護サービスの支出が多くなるということだ。国家的に190兆円もの費用がかかるということに、日本はどうなるんだと思うが、もし私が20年元気でいれば80歳になるということであれば、介護サービスを受ける可能性もあるなと、少し複雑な気持ちで記事を読んだ。一 方、昨年の夏に日本の平均寿命と健康寿命について発表があった。日本人の平均寿命は男性が80・98歳、女性が87・14歳ということで、いずれも過去最高。男女ともに香港に次いで世界第2 の長寿国となっている。また、健康寿命は男性が72・14歳、女性が74・79歳という報告であった。2013年度との比較だが、健康寿命が上がってきているということで、理由のつとして食生活の改善が大きく寄与しているというレポートだったと思う。
一、 いま、我々食品業界が抱えている課題の一つに、この健康寿命の延命がテーマとなっていると思う。医食同源と言われるが、健康で美味しい食事を食べながら医療に頼らない健全な生活ができることが究極の理想であると思っている。幸いにして、我々の植物油は、人間にとって必須である栄養源はもとより、今では健康増進に欠かせないさまざまな機能を有しているということで、健康寿命延伸に大いに役立ってくるのではないかと思っている。
 八馬会長からは、日本栄養士会等と連携を強化して、さらに植物油の付加価値を上げるんだという強い決意表明があったところだ。当協会としても、健康寿命の延命に向けて、より一層努力していきたいと考えている。そのためには、本日お集まりの油脂業界に関連する皆さま方が全員で健全な、そしてフェアな競争が大前提ではあるが、ぜひとも8馬新会長の下、団結して当業界の健全な発展に向けて今まで以上にスピード感をもって協調、協業を進めていきたい。
 


  ADEKA