関西油糧・飼料合同新年賀礼会
   日清オイリオ斉藤支店長が挨拶
  合同新年賀礼会盛大に開催
 切磋琢磨し新しい価値創造を
   
   油糧輸出入協議会関西支部、飼料輸出入協議会関西支部、日本植物油協会、関西油脂連合会共催による「平成30年油糧・飼料合同新年賀礼会」が9日、大阪・北区のウエスティンホテル大阪で盛大に開かれた。製油、加工油脂、商社・問屋、物流、飼料業界関係者ら約400人が参集、今年一年の飛躍を誓い合った。
 はじめに日本植物油協会を代表し、会長会社である日清オイリオグループの斉藤孝博理事大阪支店長が「2017年を表す漢字は『北』だった。北という字は九州北部豪雨による甚大なる被害、野球界では北海道日本ハムファイターズの大谷選手が2刀流で大リーグに挑戦、高校野球では大きな話題となった清宮選手の日本ハム入団。また、競馬の世界では有馬記念を勝ち、有終の美を飾って引退したキタサンブラックも北という字に絡んでいると思う。しかし、皆さまが北という字で1番、気になることは北朝鮮の問題ではないか。北朝鮮は昨年、15回、合計20発の弾道ミサイルを発射した。核実験も6回行った。本日10時から、韓国と閣僚級の直接会談を行っているとのことだが、米国の対応を含めて今年は一層、北朝鮮の動向に注視しなければいけないものと思っている。今年の干支は戌年。さらに詳しく言うと『戊(つちのえ)戌』となる。これは60年周期で回ってくるもので、我々が60歳でお祝いする還暦も、この概念からきていると言われている。戊は草かんむりをつけると『茂』という字になる。植物が絶頂の状態を表す。また、戌の方は本来、『滅・滅びる』を表すという。このように、相反する言葉が重なっている今年は、良いこと、悪いことがはっきり出てくるのではないかと感じている。ぜひ、我々の業界には良いことがたくさん起こることを期待したい」と挨拶した。
 斉藤支店長はまた、内外の経済状況について「17年は世界、日本とも景気が良く、株価についても大納会では26年ぶりの高値で終わった。2018年はどうなるのか。北朝鮮の問題、世界各国で起こっているテロ、宗教の問題などを考えると、大変リスクが多いと感じるが、経済については、トランプ政権が実施する大型減税により、米国を中心に景気を刺激し、順調に推移するとの予想が多い。来月は平昌オリンピック、6月にはロシアでサッカーW杯という大きなイベントが控えており、何より2020年には東京オリンピック・パラリンピックが控えている。そういう意味では日本も好景気になるのではないかと思っている」とし、「当業界においては、景気拡大や株価上昇の恩恵を、ほとんど受けられなかったという思いをしている人が多いのではないか。それは、日本植物油協会の10大ニュースを見てもわかる。一位は『世界の大豆、菜種が豊作にもかかわらず、需要拡大で相場は高止まり』、二位は『円安傾向と原料高止まり、物流費の高騰による厳しいコスト環境』であった。まさに、原料高とコストアップの影響を受けた一年だった」と昨年を振り返った。
 その上で、斉藤支店長は「原料が豊作でも価格は下がらない。世界の需要はまだ、伸び続けている。コストの面でも人材不足による人件費、物流コストについてはさらに厳しくなるものと考えている。17年はスポーツ界で引退する選手が多かった年であると思っている。とくに女性ではゴルフの宮里藍選手、フィギュアスケートの浅田真央選手、二回目となるがテニスの伊達公子選手が引退した。引退するということは、ある意味、世代交代が起こっている、一つの区切りを迎えた年だったのではないかと思う。そういう面では、2018年は世代交代が終わり、新しいヒーローや新しいチャンスが生まれる年ではないかと感じている。ぜひ、今年が我々の業界にとって、少しでも良い業界となるように皆さま方と1致団結し、切磋琢磨しながらさらなる飛躍に向けて、さまざまな問題、課題について判断し、決断し、そして実行し、新しい需要創造や価値創造を皆さんで作っていく明るい2018年にしたいと考えている」と述べ、年頭のあいさつを締めくくった。
 引き続き、協同組合日本飼料工業会関西支部の中橋正敏支部長(日和産業会長)が挨拶。関西油脂連合会の木村顕治会長(マルキチ社長)の乾杯で懇親の場に移った。
 



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