米農務省
 17/18年世界の粗粒穀物生産
  13億2392万トン前月比0.1%増 
 供給増で期末在庫は0.2%微増

     
   米農務省(USDA)は、去る12月12日(現地時間)に今年8回目の報告となる2017/18年クロップ世界の新穀「粗粒穀物」生産高見通しを発表した(粗粒穀物はトウモロコシ、マイロ、こうりゃん、えん麦、大麦、ライ麦、粟及び雑穀等の飼料穀物生産全体の規模を示す)。
 それによると、世界の新穀粗粒穀物生産高予想は、旧ソ連12共和国が前月(11月9日)発表を下方修正したものの、それを上回る数 でオーストラリア、ブラジル、カナダ、EUー28、中国などが上方修正した事で、全世界合計では前月発表から更に137万トン(0・1%)上方修正して13億2,392万トンとなった。
 主要国の中で生産高予想を上方修正させた国は、オーストラリアが前月から7万トン(0・6%)増の1,150万トンに、ブラジルも同19万トン(0・2%)増の9,779万トンに、カナダも同65万トン(2・5%)増の2,621万トンに、EUー28も同37万トン(0・2%)増の1億5,080万トンに、中国も同79万トン(0・4%)増の2億2,393万トンにそれぞれ上方修正した。
 生産高予想を下方修正した国は、旧ソ連12共和国が前月から110万トン(1・1%)減の8,985万トンに、ロシアも同100万トン(2・3%)減の4,230万トンにそれぞれ下方修正した。
 その他の米国(3億8,337万トン)、アルゼンチン(4,900万トン)、メキシコ(3163万トン)、東南アジア(3,001万トン)、韓国(20万トン)、ウクライナ(3,499万トン)の各国は前月発表を据置いている。
 粗粒穀物の需給予想では、消費高予想で、主要国の米国(3億2,928万トン)、アルゼンチン(1,738万トン)、EUー28(1億6,010万トン)、日本(1,706万トン)、メキシコ(4,376万トン)、東南アジア(4,376万トン)の各国が前月発表据置く中で、中国が前月から更に130万トン(0・5%)増の2億6,138万トンに、オーストラリアもカナダも上方修正した事で、全世界の消費高は前月から168万トン(0・1%)上方修正して13億5,407万トンとなった。
 輸入高予想は、日本(1,672万トン)、メキシコ(1,690万トン)、東南アジア(1,412万トン)、韓国(977万トン)が前月発表を据置く中で、EUー28が前月から10万トン(0・6%)増の1,671万トンに、中国も同130万トン(8・8%)増の1,600万トンにそれぞれ上方修正した事で、全世界では前月から128万トン(0・7%)上方修正して1億8,285万トンとなった。
 輸出高予想は、主要国のアルゼンチン(3,121万トン)、オーストラリア(693万トン)、ブラジル(3,402万トン)、カナダ(475万トン)が前月発表を据置く中で、旧ソ連12共和国、ロシア、ウクライナが下方修正したものの、それを上回る数 で米国が前月から127万トン(2・3%)増の5,565万トンとした事で全世界では前月発表から135万トン(0・7%)上方修正して1億8,851万トンとなった。
 需要量の増加を上回る供給量の増加で2017/18年産粗粒穀物の期末在庫予想は、前月発表から更に46万トン(0・2%)上方修正して2億3224万トンとなった。
   



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