㈱Jーオイルミルズ
 年末懇親会で八馬史尚社長挨拶
  客や社会の役に立てる会社に
 善当専務「一丸となって値上げを」

     
   ㈱Jーオイルミルズ(東京都中央区・八馬史尚社長)は12日、東京・千代田区紀尾井町の「赤坂維新號」で業界紙記者団との年末懇親会を開催した。
 当日は、代表取締役社長の八馬史尚氏以下、取締役兼専務執行役員の善当勝夫氏、取締役兼執行役員の立見健一氏、常務執行役員の内山明浩氏、執行役員の宮川愛浩氏、油脂事業部長の古川光有氏が出席した。
 冒頭に挨拶を行った八馬社長は「昨年の12月末、値上げを発表し、ほぼ一年が経過。その後、8月にも値上げを発表した。そういう意味では今年、外部環境が厳しい中、価格改定が我々にとって重要な取り組みとなった。10月以降、価格の改定が進み出しており、引き続きこの取り組みをしっかりと行いながら、来年度以降に向けての基盤作りを進めていきたいと思っている」と、喫緊の課題となっている油脂商品の値上げに取り組む姿勢を改めて明確にした。
 引き続き、八馬社長は「合わせて、当社におけるトピックスとしては倉敷工場が稼働した。8月には神戸の住吉工場の稼働をストップした。全体の生産の中でキャパシティを抑え、むしろ効率を上げていこうという取り組みである。振り返ってみると、神戸の工場ができたのが1968年、約50年の歴史を重ねてきた。また、神戸工場も元々は1918年にできた工場。搾油体制というのは、こうした半世紀のレンジで動いていくものだと改めて感じた次第だ。一方で、1917年にできた静岡工場が今年、100年目を迎えた。改めて振り返ってみると、当時はまだ鈴木商店の時代で、1917年に静岡、18年に西宮、横浜など当時、大変なスピードで事業展開していったことを感じる。いまの時代を考えると、外部環境の変化のスピードは、当時以上にどんどん早くなってきており、これからを考える上では我々の事業展開のスピードをどう上げていけるかが大きな課題であると思っている。Jーオイルミルズが発足して13年、来年は14年目ということで、人で言うと中学2年生ぐらいになってくるわけで、そろそろ自我の確立、企業、組織の1体感をさらに高めて、時代の環境変化によりついていく、あるいはそれを先取りするような力をつけていきたいと思っている。今年も各種の新商品を発売、いろいろな学びがあった。それを活かしてお客様、社会全体の課題である食資源の問題や人手不足の問題などに対して、本当に役に立てる会社になっていきたいと考えている。来年、さらに大きな成長が遂げられるよう、がんばっていきたい」と語った。
 引き続き、乾杯に移り、善当専務が「やはり、いま我々がやらなければならないことは、はっきりしている。一昨年のこの会で、相場動向を凪と表現し、昨年は時化という話しをしている。まさに、その後大きく変わり、現在は天気晴朗なれど波高しという心境。これから戦をするわけだが、原料は安定しているわけだが為替や原料価格、マーケットは本当に波高しで、いま営業が一丸となって値上げに取り組んでいる。価格については、昨日、東京油問屋市場様の大納会が開かれ、今年最後の立会いが行われた。100円上げを期待したが、同事であった。11月後半の立会いで200円高の声もあった中で100円で止まり、12月にもう100円という期待だったが、これが現実で我々の力足らずで、11月から12月にかけてもう100円の部分が足りないと、油問屋の皆さまから指摘されたのかなと思う。製販一緒に二人三脚で仕事をさせていただいている油問屋の皆さまであり、1月の初立会いの時には100円上げという声があがるように、今年も残り少ないが、価格改定営業には大事な2週間と心得ており、ご支援をいただきながら値上げに取り組んでいきたい」と、値上げへの強い意気込みを示した。
 



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