マレー・パーム油需給
   11月の生産量194万トンで3.3%減に
 輸出12%減、在庫256万トン16%増
     
   MPOB(マレーシア・パームオイル・ボード)は12日、今年11月分のマレーシア・パーム油需給統計を発表した。
 当月の原油生産量は194万2,834トンとなり、前月と比べ3・3%減となった。前年同月(157万4,938トン)との比較では23・4%増。内訳は、半島部が104万4,627トンで前月比3・7%減、東マレーシアが89万8,207トンで同2・8%減(サバ州が51万4,798トンで同1・7%増、サラワク州が38万3,409トンで同8・3%減)。
 在庫量は原油在庫が148万9,004トンで同21・0%増。内訳は、半島部が86万3934トンで同21・0%増、東マレーシアが62万5,070トンで同21・0%増(サバ州が43万6,809トンで同29・6%増、サラワク州が18万8,261トンで同4・8%増)。精製パーム油在庫は106万7632トンで同9・7%増。半島部が61万5,596トンで同7・5%増、東マレーシアが45万2,036トンで同13・0%増(サバ州が26万5,730トンで同1・7%増、サラワク州が18万6,306トンで同34・2%増)。この結果、トータル在庫
は255万6,636トンで同16・0%増となった。前年同月(166万3,728トン)との比較でも53・7%増。
 輸出
は135万4,373トンで前月比11・9%減、前年同月(137万411トン)との比較でも1・2%の減少。
 事前予想は生産
が194・9万トン、輸出 が145・6万トン、在庫 が244万トンーー。生産は、10月でピークを打ち、当月は前月を下回ったものの、輸出量も減退したため、月末在庫 は255・7万トンまで大きく積み上がった。
 発表当日の相場は、在庫の大幅増が弱材料となったものの、生産が減少に転じたことがより意識される展開となり、反発した。先物相場は2月きりで前日比14リンギ高の2,473リンギで引けた。FOB価格はRBDパーム油で2〜3月積み640ドル。
 ITSによると、12月1〜10日までのマレーシア・パーム油輸出 は36万4277トンとなり、前月同期(43万6,988トン)と比べ16・6%減となった。中国向けが4万460トン(前月同期8万1,796トン)、EU向けが9万8,252トン(同8万9,532トン)。中国の需要が低調なほか、インドも輸入関税引き上げの影響から低迷しているものとみられる。
 



 第41回日加菜種協議