日清オイリオ生活科学研究室 2011-09

生活科学情報ショートレポート
男女年代別「プチ贅沢」の特徴



    日清オイリオグループ(東京都中央区、今村隆郎社長)の「生活科学研究室」は、社会環境や生活者の価値観の変化、それらに起因する生活習慣の動向などについて調査し、情報を発信している。
 調査実施日は2011年5月30~31日。調査方法はインターネット、対象は全国20~60代の男女2060人(男女・年代各206人)。
調査結果の概要は次のとおり。
節約は男女年代別で20ポイントの差が=
 普段の節約については「とても節約している」と「やや節約している」が全体で74%となった。年代別でみると、40代の女性が83%と最も高くなったのに対し、20代男性は63%と最も低く、最大で20ポイントの差があった。節約の主な理由としては収入の低 下や出費の増加、将来への不安などが挙がっている。
   
▽  プチ贅沢を最もしているのは20代=
 プチ贅沢について「よくしている」「たまにしている」が全体で54%。年代別でみると、男女とも20代の割合(男性52%、女性69%)が高くなった。また、男性と比べ女性の割合が高く、さらに20代女性が69%と最も高くなったのに対して、40代男性は35%と最も低くなり、34ポイントの差があった。
   
▽  プチ贅沢は食事がトップ、20~30代は「スイーツ派」、40~60代は「外食派」=
 プチ贅沢の内容は、全体で「食事」が54%でトップ。次いで
「娯楽」21%、「健康・美容」7%、「衣服」6%と続く。年代別では、どの世代も「食事」がトップとなったが、20代ほどその割合は高くなった。また、男性は「住居」、女性は「健康・美容」、「衣服」へのプチ贅沢も見られた。「食事」の中でも、20代男性や20~30代女性は「スイーツ」が高くなったが、その他年代では「外食」が高くなった。また、男性は「飲酒」、30代、50代女性で「焼肉・肉料理」が上位に挙がっていることも特徴的。年代が上がるにつれ、内容が多岐にわたっているとともに、グレードも上がっていることもわかった。また、女性は40代からプチ贅沢として食材や調味料が挙がることも特徴的だった。
   
▽  プチ贅沢にかける金額は60代が最も高い=
 プチ贅沢にかける金額を20代と60代で比較すると、男性では約1万円から約6万円へ、女性では約8000円から約4万円と5~6倍も増加している。
 
   
▽   プチ贅沢のきっかけは若い世代ほど「ストレス解消」が上位に=
プチ贅沢をしたいと思ったきっかけは、20~30代で「ストレス解消」がトップとなったが、40~60代では男性が「食べたく(飲みたく)なった」、女性は「自分へのご褒美」といった意見も多かった。
 
   
▽   プチ贅沢の定義は男性が金額重視で現実的、女性が気分重視で情緒的=
 プチ贅沢の定義における上位のキーワードは、年代が上がるにつれ「贅沢」の傾向が高まっており、男性は「買う」「お金」といった現実的な、女性は「褒美」「頑張る」といった情緒的なキーワードが挙がっているのが特徴的だった。