ADEKA  2011-4-18

ADEKAが高機能酸化防止剤
中国の現地法人にプラント新設
2013年4月から開設

 
     
   ADEKA(東京都荒川区、櫻井邦彦社長)は18日、中国現地法人「艾迪科精細化工(常熟)有限公司」(AFCC)で、プラスチック用添加剤の生産設備新設を決定したと発表した。生産能力は年間1500トン、営業運転開始は2013年4月、投資額は10億円を予定している。
 新設を決定したプラスチック用添加剤の種類は、「高機能酸化防止剤」。 酸化防止剤は空気中の酸素との反応による劣化や加工時の熱、太陽光などによって劣化することを防止するために用いられる。
「高機能酸化防止剤」は、樹脂の加工安定性を付与するとともに、耐熱性を高め、樹脂変色防止にも効 を発揮する。プラスチックの種類としては、ポリオレフィンやエンジニアプラスチックに使われ、自動車や機械部品、家電などが最終用途。
 酸化防止剤は、新興国を中心に今後も大きな伸長が見込まれることから、今回中国での新設を決めたもの。「高機能酸化防止剤」の生産能力を増強し、性能優 性に加えコスト競争力強化をアップすることで、今後、需要増が見込まれる中国やインドなどでの販売を加速させ、五年後、グローバルシェ ア20%獲得を目指す。
 同社は、樹脂添加剤事業をコア事業と 置づけており、グローバルに安定して供給できる万全の体制を構築し、引き続き、事業規模拡大に向けた諸施策に取り組んでいく。
【艾迪科精細化工(常熟)有限公司】
 ▽代表者=董事長 古賀研士
 ▽資本金=1570万米ドル
 ▽所在地=中国江蘇省常熟市常熟経済開発区沿江工業区長春   路101号
 ▽設立=2003年5月
 ▽主な業務内容=樹脂添加剤の製造・販売。